ソラシドエアは九州沖縄便?女性乗車率が高くソラ女子が多いのは何故?

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ソラシドエア

 

ソラシドエアと言うと白い機体に黄緑色の尾翼。

機体の横にはグレーでソラシドエアと社名を記入しています。

スッキリとしたカラーリングの機体の印象を持っている方も多くいるのではないでしょうか?

 

ソラシドエアの歴史

 

ソラシドエアと言うとかなり最近参入したLCC航空会社のイメージがありますが、

実はスカイマーク、AIRDOに続く新規参入航空会社なのです。

日本では3番目に登録されたLCC航空会社になります。

1997年にパンアジア航空株式会社として設立後、

1997年にスカイネットアジア航空会社と社名を変更しています。

2000年には本社を福岡から宮崎市に移転し、2002年8月に東京-宮崎線に新規参入し初就航。

初就航から2年後の2004年に集客見込みの甘さや広告宣伝や提携販売が弱く、

知名度がかなり低い為に集客が伸びなかった事に加えて、機体に不具合が生じると欠航が多発す

る等、他のLCC航空会社と同じような事態になり、経営が悪化。

民事再生機構に支援の要請をする事になります。

全日空が株主第2位となり、業務提携をする事で、再建を目指す形を取ります。

全日空の傘下にこの年から参入する事になります。

2005年からは東京-長崎間を就航する事で、

羽田発の九州路線特化型の航空会社になる事で、

知名度向上を狙う計画をうちたててきます。

それに伴って、東京からのビジネス・観光利用者への利便性を図ることで、

集客率の増加を目指し方針を展開します。

2006年12月には事業再建の一定の目途が経った事から

民事再生機構が持ち株のTOBを決定します。

 

2007年の決算では、事業再建の目途はたった物の、累積赤字は約85億円まで上昇。

この赤字を解消するために、資本金の50%を削減、

資本準備金の全額解消などを行い累積赤字の減少を目指す事になります。

これに伴って就航便の本数の増減をはかり、

全日空の子会社であるADOとも連帯運航を開始します。

その後は順調に九州と沖縄を結ぶ便を中心に便を増加していきます。

この他にも羽田-大分間を就航させるなど、東京-九州便の強化を図っていきます。

2011年にはスカイネットアジア航空のブランド名として「ソラシドエア」を導入します。

2012年には就航先自治体と連携した各地をPRする「空恋」のプロジェクトを開始します。

2015年ブランド名であった「ソラシドエア」を会社名にする事を決定し、

「株式会社ソラシドエア」に変更となっています。

九州に特化した分だけやはり、知名度も向上しており、

現在では累積赤字はなくなり、黒字経営となっています。

 

ソラシドエアの特徴

 

ソラシドエアの特徴と言うとまず第一に挙げられるのは、

九州・沖縄に特化した航空会社と言う事です。

これによって、累積赤字約85億円を清算して現在は黒字経営に転換しているのは、

かなり業務改善をした結果とも言えるでしょう。

ソラシドエアでは、九州に特化した航空会社と言う事で、

九州産素材を使ったスープの機内サービスや就航先の企業と開発したオリジナルの商品を開発し、

機内で販売する等して、九州地域との共生をテーマにしている所が、

他のLCC航空会社とは違う所ではないでしょうか。

ソラシドエアの特徴としては、

大手航空会社と他のLCC航空会社とは違ったローカルエアラインとして、

大手に負けない運航品質と地域に密着した独自のサービス展開を目指している

とうたっています。

ソラシドエアのコンセプトには「空から笑顔の種をまく」

となっていますので、さぞかし機内勤務のCAさんはニコニコしている事なのでしょう。

またこのソラシドエアは女性職員の活躍する場を、

かなり多く提供している所にも特徴があるようです。

ソラシドエアを利用するお客が女性の割合多い事で、女性スタッフによって結成された

「女性による女性の為の空のプロジェクトクト」である「ソラ女子」スタートしています。

このプロジェクトは女性のお客に対しての機内サービスの充実や子供連れのお客に対してもうれ

しいサービスの提供を行っている様です。

確かにこのプロジェクトは他のLCC航空会社とは違った視点での取り組みをしている所に特徴が

あるのではないでしょうか。

荷物に関しては10kgまでは機内に持ち込み可能です。

また20kgまでの荷物は無料で預けることが出来ます。

これは他のLCC航空会社よりはかなりサービス的と言ってもいいでしょう。

 

ソラシドエアを選んでいる理由

 

九州沖縄に特化しているソラシドエアだけに、

かなり帰省する際に使われる方の口コミが多いようです。

この辺りは全日空の傘下だけにある程度は、

他のLCC航空会社とは違う教育制度があるのかもしれません。

 

叔父が熊本-羽田間を利用させてもらった時に、叔父は車いすなのですが、

その時の対応が大変良く喜んでいました。

羽田-宮崎間を年2回ほど利用します。

早割の予約も一番安く毎回利用しています。

CAさんが笑顔で出迎えと見送りもしてくれるので心地いいです。

九州に旅行した時に利用したのですが、思っていたよりも座席は狭くなかった感じです。

また、CAさんが皆さん笑顔で対応してくれてました。

 

機内のホコリ?が酷くてくしゃみや鼻水が止まらない状態でした。

CAさん達もかなりくしゃみをしていたので、機内清掃が十分に行われていないのでは?CAさん

の対応が良かっただけに改善してもらいたです。

 

CAさんにブランケットを頼んだ時にポイっと投げ渡された感じで、

イラっとしてしまいました。

運賃が安いから仕方がないのかも。

ほぼかなり評価の良い口コミが多かったです。

CAさんは他のLCCと比べても常に笑顔で対応している印象を口コミからは受けます。

運賃に関しては、大手とLCCの中間的な価格帯ですが、スカイマークと比較するとやはり、

ソラシドエアの方がCAさんの教育レベルがどうやら高い印象を受けますね。

 

 

ソラシドエアの女性乗客が多いのには理由があるのか?

 

LCC航空会社とは一線を引く形をとっているのがソラシドエアです。

九州ローカル航空とはいえども、ここ最近では黒字経営に転化する等、

知名度も向上しています。

そんなソラシドエアでは女性乗客が多い事が言われています。

同じ九州に飛ぶ大手の日本航空や全日空では乗客の70%は男性と言うデーターが出ているのに

対して、ソラシドエアでは50%の乗客が女性であると言う事です。

会社の色である、ピスタチオグリーンが、

かなり乗客の目を和ませている感がかなりありそうです。

親しみやすく特色あるサービスも展開しているのが好評のようです。

なかには旅先の情報をCAさんに聞いてみるといろいろな情報が飛びだしてくるようです。

地域特化型の航空会社ですから、その顔であるCAさんは地域を代表していると言っても言い過

ぎではないのかもしれません。

この他のサービスでは機内サービスで提供されている

「アゴユズスープ」に人気があるようです。

長崎県産のアゴ(トビウオ)に大分産のゆずを加えたオリジナルスープです。

乗客からはかなりクセニなる味との評価も得ており、

お土産用や自分用に購入していく方も多いようです。

ソラシドエアが就航している地域の多くは、

JRの新幹線では行きにくい場所に就航している事が特徴的でもあり、

ビジネスや旅行の他に帰省のニーズもかなり高いです。

エラシドエアには、子供と帰省する場合には

コストも含めて親しみやすい会社を選ぶはずと言う考えがあるようです。

その考えに基づいてなのか、女性集客率が高い事もあり「ソラ女子」プロジェクトを開始。

女性に選ばれる航空会社を目指していると言ってもいいでしょう。

それだけ女性乗客に意識を向けたサービス展開、

他の航空会社との差別化を図っているのがわかります。

妊婦ようにノンカフェインのオリジナルティの提供や子供向けの絵本やおもちゃのプレゼントな

ど、子供連れの方へのサポートもかなり徹底しています。

ここで、誰もが思う事は、これだけのこと?そうですこれだけのことだけでも、

乗客の気持ちは全く違ったものになるのです。

ちょっとした心使いが大事と言う事をソラシドエアは実践しているからこそ、

女性乗客が多いのではないでしょうか。

 

ソラシドエアの過去のトラブル

 

ソラシドエアの過去の事故やトラブルと行った物は、

認識の中ではかなり少ないのではないでしょうか。

決してトラブルが0と言う訳ではありませんが、

他の航空会社と比較しても少ないような気がします。

 

2007年9月電子機器使用禁止が義務付けられている着陸時に、

機長自ら依頼してデジカメを使用させていたことが、

2009年に発覚。国土交通省から厳重注意を受ける。

 

2008年5月運航乗務員が健康診断で既往歴を不正に申告して

航空機を操縦していた事が判明、

2010年 整備プログラムのミスによって、耐空性に重大な影響を与える部品の検査を631時間も

オーバーしている事が判明。

国土交通省から厳重注意を受ける。

 

2012年9月機長が航空日誌にサインをするのを忘れそのまま運航を続け、

羽田事務所で機長が署名を忘れた事に気が付き、

整備事務所に連絡。整備士から機長の名前を書いておくと提案され、

それを、機長が了承してしまった。

 

わかっている範囲ではソラシドエアのトラブルで大きいものはこのくらいでしょう。

ただ、2010年のプログラムミスによる整備漏れは

一歩間違えば事故につながる事案でも有ります。

 

このソラシドエアはかなり整備に対して力を注いでいる面が強くでています。

人材不足による整備不良や機内点検に不備が無いように人員を十分に確保しています。

有資格者の整備士を半数以上配置する事で、ケアレスミスやチェック不足の解消を図っていま

す。

整備士だけではなくパイロット経験不足による事故を防ぐために、

年2回のフライトシュミレーターによる技能検査を実施。

地上勤務職員にも技能検査や救命訓練などを行っているほど、

会社全体での安全への取り組みの意識の高さが伺えます。

 

まとめ

 

ソラシドエアについて紹介してきました。

九州・沖縄に行かれる方はかなり使用される方も多いのではないでしょうか。

LCCだから整備面が不安だったり、CAさんの態度が気に入らなかったりと、

いろいろ取りざたされていますが、ソラシドエアに関してはかなり、会社自体が安全への取り組

み強化を図っている様に感じます。

他の会社もそうなのでしょうが、スカイマークとは違った考え方もちらほらあるようなので、

その違いが、CAさんの態度にでたり、

グランドスタッフの対応の違いに出たりするのではないでしょうか。

 

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